今回もこちらの方法に則り、上記過去問をダンナだけが解いてヨメが採点しています。
なお、試験問題全文はこちらからダウンロードできます(模範解答はありません!)。
使用参考書はこちらの2つ。
各設問ごとのダンナの回答とその点数を以下に掲載します。マーカーは加点箇所です。
さらにさらに、ふぞろい、診ゼミ、TACの解答等(少なくとも5先以上)から導いた(最大公約数的な)必須フレーズも添えていますので、よければ覗いてみてください。
第1問
CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその対応策を140字以内で述べよ。
ダンナの回答
課題は、専任担当制で作業者間の連携が少なかった製造部内の機械加工班と製缶板金班が一丸となって製造を行うことである。対応策は、①生産計画は全社ベースで立て、②進捗管理等の生産統制を徹底するほか、③受注情報、生産計画、予実管理等の情報共有に努め、④専任担当制を緩和し多能工化を進める事。(140字)
第2問
C社社長は、現在の生産業務を整備して生産能力を向上させ、それによって生じる余力をCNC木工加工機の生産に充てたいと考えている。それを実現するための課題とその対応策について120字以内で述べよ。
ダンナの回答
課題は、生産計画・生産統制を徹底し現在の生産業務の効率化・生産性向上である。施策は、①各専任作業者しかわからない各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報を標準化・マニュアル化し、②作業者への直接生産指示を改め、全社での生産計画を策定したうえで、全体最適となるように生産指示を行う事。(120字)
第3問
C社では、ホームページを活用したCNC木工加工機の受注拡大を考えている。展示会での成功を参考に、潜在顧客を獲得するためのホームページの活用方法、潜在顧客を受注に結び付けるための社内対応策を160字以内で述べよ。
ダンナの回答
対応策は、①ホームページに展示会で好評を博したCNC木工加工機の実演動画を掲載し、②展示会で受けた質問とその回答のコーナーも設け、木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易さを訴求する。また、③顧客からの質問に回答できる機能を設け双方向のコミュニケーションを可能とし④顧客の声を掲載することで潜在顧客にアピールする。(160字)
第4問
C社社長は、今後大きな設備投資や人員増をせずに、高付加価値なCNC木工加工機事業を進めたいと思っている。これを実現するためには、製品やサービスについてどのような方策が考えられるか、140字以内で述べよ。
ダンナの回答
製品についての方策は、NC機械を利用したことのない木工加工関係者のニーズを反映し、加工精度や操作性、メンテナンスの容易さという強みを活かし差別化を追求する。サービスについては、修理や機能拡充等のアフターサービスを充実させ顧客満足度の向上を企図し顧客の固定客化を図ることである。(139字)
結果と学び
結果
59点
一つ一つの要素をコンパクトにしてもっと盛りまくる必要!
学び
診断士ゼミナールの同事例解説やブログ記事などから得たこと
- 生産管理=生産計画+生産統制
- 担当以外の機械を操作できるように作業者の多能工化が必要→標準化やマニュアル化、つまり情報共有が必要!
- 展示会での質問内容をFAQとして整備+双方向のコミュニケーションができるよう設計。
- 製品とサービスに分けて記述すること。
本事例で整理しておくべき基礎知識
・生産性改善=標準化とIT活用
復習すべき問題
- 第2問