今回もこちらの方法に則り、上記過去問をダンナだけが解いてヨメが採点しています。
なお、試験問題全文はこちらからダウンロードできます(模範解答はありません!)。
使用参考書はこちらの2つ。
各設問ごとのダンナの回答とその点数を以下に掲載します。マーカーは加点箇所です。
さらにさらに、ふぞろい、診ゼミ、TACの解答等(少なくとも5先以上)から導いた(最大公約数的な)必須フレーズも添えていますので、よければ覗いてみてください。
第1問
B社について、現在の(a)自社の強みと(b)競合の状況をそれぞれ60字以内で説明せよ。
ダンナの回答
(a)強みは、①接客力の高さ、②井戸端会議メンバーによるリピート購買と同メンバーからの情報収集力、③現社長の有する顧客情報。(59字)
(b)競合は、①高品質な商品が少なく従業員不足で顧客に十分な説明ができない大型スーパーと②県庁所在地に位置する百貨店である。(59字)
第2問
B社はボランタリー・チェーン本部から新たに婦人用ハンドバッグの予約会の開催を打診された。B社は現在のデータベースを活用しながら、この予約会を成功させようと考えている。そのためには、どのような施策を行うべきか。120字以内で助言せよ。
ダンナの回答
施策は、①データベースから顧客の購買履歴や好みを参照し、各顧客に対して個別提案を行い、②DMや井戸端会議で情宣し、③当日は来店顧客に促した品揃えをし試着も実施し、④予約会後は購買の有無に依らず顧客の感想を聴取し、⑤データベースに反映すること。(120字)
第3問
地域内の中小建築業と連携しながら、シルバー世代の顧客生涯価値を高めるための施策について、120字以内で助言せよ。
ダンナの回答
施策は、介護のための改装を手がける中小建築業と連携し介護ベッドを販売することである。効果は、顧客ニーズに合致したベッドと丁寧な接客により客単価が向上するほか、アフターサービスも実施することで顧客の来店回数が増加し、顧客生涯価値が高まること。(120字)
第4問
B社は今後、シルバー世代以外のどのセグメントをメイン・ターゲットにし、どのような施策を行うべきか。図を参考に、120字以内で助言せよ。
ダンナの回答
ターゲットは、全国対比人口構成比が高い30歳台の子育て世代である。施策は、保育園用の昼寝用布団や手さげカバンを品揃え、井戸端会議メンバーに対して孫の入園準備に合わせ提案するほか、親子の快眠教室というイベントを定期開催し、集客増を図ることである。(120字)
結果と学び
結果
73点
割と取れてるんですが、施策や助言に対して、効果が書かれていないなどの凡ミスも存在…
学び
診断士ゼミナールの同事例解説やブログ記事などから得たこと
- 競合:百貨店については記述が少ないので書く必要はない。
- 売上=客単価×客数
- 中小事業者との連携…win-winな施策を考える。
- 4P(Product、Promotion、Price、Place)を考える。本問では、Product and Promotion
本事例で整理しておくべき基礎知識
顧客生涯価値=平均購買単価×購買頻度×継続購買期間