さて、ようやく「企業経営理論」の学習が一巡したので、その成果につきご報告します。ただし、少し長くなるので、2回に分けて投稿したいと思います。
なお、このサイトは、「診断士ゼミナール」を使い倒して、効率的に中小診断士試験に合格することを目的としています。
診断士ゼミナールのサイトはこちら
2022年1月の詳細な学習記録はこちらの記事をご覧ください。
まず、簡単に企業経営理論の一次試験について、おさらいします。本科目は、
- 経営戦略(33点分)
- 組織論(34点分)
- マーケティング論(33点分)
の3つの分野から構成されています。
過去問をみると、ほぼ3分野均等に、しかも、経営戦略→組織論→マーケティング論の順番に出題されていることが確認できました。
この事実を踏まえ、わが家では、インプット学習(診断士ゼミナール講義)→直後のアウトプット学習(過去問実践)というスタイルを採用しました。
具体的には、
- 経営戦略の範囲の診断士ゼミナールの講義を受ける
- 組織論の講義を引き続き受けつつ、それと並行して、経営戦略の範囲の過去問を解く
- 講義がマーケティング論に移ったタイミングで組織論の過去問演習に取り組む
といった感じです。
この学習法は、集中力(+多少の根性)を必要としますが、以下のメリットがあります。
①講義の受けっぱなし(+マンネリ)の防止
②記憶の定着
③試験の全体像の早期把握
上記の項目につき、一つずつ簡単に解説します。
①講義の受けっぱなし(+マンネリ)の防止
「とりあえず診断士ゼミナールを購入して、毎日講義を見てるので試験は余裕!」と思ってたら、いざ過去問に取り組むと全く解けない…ってことありませんか?こうした事態を防ぐために、講義を受けたら、極力すぐに演習の時間を設けます。しかも、どうせやるなら、過去問を時間を測って解くこと(企業経営理論であれば、一単元30分が目安)で実践力も養われます。
あと、ただ講義を流しっぱなしにしておくと、どうしても眠くなっちゃいますよね(決して、松永先生の話がつまんないとか言ってるわけではありませんwむしろ、倍速再生には、大変程よいペースです!)一般論として、他人の話を延々と聞かされるのは辛いものです。マンネリ打破にも、学習した範囲につき、とっとと演習に移るのは有効だと思います。
②記憶の定着
こちらについては、異論はないかと思います。なので省略。
③試験の全体像の早期把握
ここは、重要なので、あえてくどくど書きます。
資格試験である以上、可能な限り早めに出題される問題(範囲、内容、難度、深度等)を把握することはとても大切です。おそらく、皆さんもはじめにネット等で情報収集をして、診断士ゼミナールに辿り着いたことかと思います。
もっとも、皆さんお一人お一人、これまでの学歴・職歴等のバックグラウンドは千差万別だと思います。そうした中、巷の情報だけを鵜呑みにすると、学習を進めていくうちに、その情報とご自身が感じたこととのギャップがどうしても出てしまいます。例えば、「難しいといわれている○〇の問題は得意だけど、易しいので落とせないといわれている××の問題は苦手だなー」という具合ですね。
私たちの目的は、あくまで本試験で合格基準を満たすことです。したがって、そのために、自分に一番合った合格プランを作成するべきであり、そのプランに基づき、限られた希少な資源(主に勉強時間)を投下するべきだと考えます。合格プランを作成するためには、とにかく全試験範囲を終わらせる必要がありますよね。
あと、「何をもって試験範囲を終わらせたとするか問題」も存在します。その点については、わが家では、診断士ゼミナールが提供する過去問4年分(平成27~30年)を(完成度は一旦度外視して)解き終わることにしました。直近の3年分の過去問については、試験が近くなってきたタイミングで時間を計って解きたいと考えています。
非常に前置きが長くなってしまいました。ここまで読み進めて頂いた皆さんは、「で、具体的にどんだけ時間をかけると、どんだけ点数が出るの?」と気になっておられることでしょう。疲れたので、続きは明日投稿しますw
引き続き、本ブログを宜しくお願いします!