今回もこちらの方法に則り、上記過去問をダンナだけが解いてヨメが採点しています。
なお、試験問題全文はこちらからダウンロードできます(模範解答はありません!)。
使用参考書はこちらの2つ。
各設問ごとのダンナの回答とその点数を以下に掲載します。マーカーは加点箇所です。
さらにさらに、ふぞろい、診ゼミ、TACの解答等(少なくとも5先以上)から導いた(最大公約数的な)必須フレーズも添えていますので、よければ覗いてみてください。
第1問
現在のB社の状況について、SWOT分析をせよ。各要素について、①~④の解答欄にそれぞれ40字以内で説明すること。
ダンナの回答
①美しい島で無農薬高品質でアンチエイジング効能を有するハーブを効率的に栽培できる事。(40字)
②主要取引先であるZ社との取引量が縮小しており、2~3年のうちに製造中心となり得る事。(40字)
③安眠効果があるとされるハーブが最近注目を集めており複数社から引き合いがあること。(40字)
④若年層の人口流出や雇用機会不足、耕作放棄地の問題、農家所得減少による地域活力低下。(40字)
第2問
Z社との取引縮小を受け、B社はハーブYの乾燥粉末の新たな取引先企業を探している。今後はZ社の製品とは異なるターゲット層を獲得したいと考えているが、B 社の今後の望ましい取引先構成についての方向性を、100字以内で助言せよ。
ダンナの回答
望ましい取引先構成は、高齢者をターゲット顧客としている食品メーカー等との取引を増やすことである。ハーブには健康・長寿の効能があることを認知させおひたし等の食材として販売し売上拡大を図るべき。(95字)
第3問
B社社長は最近、「眠る前に飲むハーブティー」の自社オンラインサイトでの販売を手がけたところ、ある程度満足のいく売上げがあった。
(設問1)
上記の事象について、アンゾフの「製品・市場マトリックス」の考え方を使って50字以内で説明せよ。
ダンナの回答
「眠る前に飲むハーブティー」という新製品を自社オンラインサイトという新市場に投入し多角化が実現した。(50字)
(設問2)
B社社長は自社オンラインサイトでの販売を今後も継続していくつもりであるが、顧客を製品づくりに巻き込みたいと考えている。顧客の関与を高めるため、B 社は今後、自社オンラインサイト上でどのようなコミュニケーション施策を行っていくべきか。100字以内で助言せよ。
ダンナの回答
施策は、①よくある質問等のFAQを充実させ②掲示板を設置し③顧客の声やハーブティの飲み方を紹介し④SNS等で情宣する。効果は、①顧客ニーズ収集、②顧客間交流も含めた双方向コミュニケーションによる愛顧向上。(100字)
第4問
B社社長は、自社オンラインサイトのユーザーに対して、X島宿泊訪問ツアーを企画することにした。社長は、ツアー参加者には訪問を機にB社とX島のファンになってほしいと願っている。
絶景スポットや星空観賞などの観光以外で、どのようなプログラムを立案すべきか。100字以内で助言せよ。
ダンナの回答
立案すべきプログラムは①B社工場見学②ハーブを使った食材の試食③農業体験④島民との交流である。効果は、①無農薬高品質なハーブと②その効能の紹介③農業の良さと④X島の良さを訴求し顧客満足度愛顧向上を図る。(100字)
結果と学び
結果
73点
欲を言えば、SWOTはまだとれる…
学び
診断士ゼミナールの同事例解説やブログ記事などから得たこと
- 競合→T、Z社との取引縮小→T(将来)、Z社への依存度が高い→W
- 効果の取引先の分散化については、必ず入れる!
- (3-1)BtoB→BtoC=新市場(3-2)双方向コミュニケーションで情報発信だけでなくニーズ収集も行う。
- 効果:B社とX島、それぞれののファンになってもらうこと。
本事例で整理しておくべき基礎知識
・誰に(デモ、ジオ、サイコ)
復習すべき問題
- 特になし。